孤独病的不幸

『55歳を過ぎたら好きなことをやれ』

これは川北義則さんが書いた本だ

 

55歳を過ぎたら会社の仕事も適当にして自分の第二の人生の準備をしろと

まさにその通りだ

55歳を過ぎれば会社での出世も先が見えてくる

親鸞と同じだ

権力者に目をかけてもらいながら

権力に近づかず、自ら権力から身を離し、野に下った

まさに親鸞の生き方だ

 

世の中が便利になればなるほど、不幸になる人が増えている

まさにそれは心の不幸だ

食うに困る不幸ではない

食っていくだけならば生活保護さえもらえば今の日本では食っていけるだろう

医者代、薬代もタダだ

日本でいう不幸は食うに事欠く不幸ではない

満たされない病であり孤独病的不幸、正に心の不幸だ

 

それでは幸福とは?

反対に心の幸福だ

心が充実しているとき、人は健康であり幸福を感じる

 

心が満たされないとき、人は病気になり孤独を感じる

 

ではどうすれば心が充実できるのか?

それはまず誰が側に居てくれるかだ

それはまず妻であり家族だ、そして友、盟友

出世、金、権力、人からもらったそんなものはいらない

出世も、金も、権力も与えられるものではない

与えられたものには何の価値もない、疲れて病になるのが落ちだ

 

自らが作り出すものにこそ価値があるのだ

「自分の人生は自分で作る(決める)」

これがすべてだ

 



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